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【映画】『花戦さ』で古き良き日本のお家芸の心を学ぶ

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市民講座で生け花を習っています。きっかけは姪っ子が生け花を習い始めたことで敷居が下がったこと。興味が湧くとやりたくなる性分です。

渡米したおかげで少し、外から冷静に日本を見ることができました。西洋文化の影響も多い日本ですが、日本文化は素晴らしいところもたくさんある!と感じました。そして、アメリカでも徐々に日本の良さを感じている人が増えていることも。。。それなのに日本の文化に疎い自分に焦りを感じていたので、良い機会だと学んでいるところです。そんなわけで、この『花戦さ』はとても楽しみにしていた映画でした。(7月)

 

1.『花戦さ』のあらすじ

 舞台は織田信長や豊臣秀吉が活躍する戦国時代で、主役は池坊専攻という花僧です。仏前に花をいけるというのは、昔は僧が行っていたんですね。初めて知りました。もちろん、庶民も生け花には親しんでいるようでした。個性的で繊細な専攻と、茶人である千利休に友情が芽生えます。後に悲しい試練に遭遇した専攻は、とある因縁から豊臣秀吉と戦うことになりました。けれど戦うと言っても専攻は武士ではなく花僧。そのため『生け花』で勝負することに。。。結果はいかに!?という物語です。

笑いあり、怒りあり、涙ありで最後はジーンと。

 

2. 感想

 物語は淡々と進んでいきますが、じっくり見ていると当時の生活や人々の暮らしぶりなどが生き生きと描かれていて分かりやすいです。様々な登場人物の人の良さや、庶民の暮らしの中に生け花が根づいているというのも素敵なことだなと思いました。

生け花だけでなく池坊専攻と千利休とのやり取りの中では、茶の世界も垣間見ることができ『時』や『人』を大切にする心に気づかされました。そして、2人の友情には泣きました。私の場合、余裕がないと言動が殺伐としがちなので忘れないようにせねば。

映画のプロモーションではコミカルな印象でしたが、実際にはほっこりするシーンもあり、全体的にしっとりと落ち着いていました。専攻は一風変わった人ですが、とても純粋で心根の優しい人、そして芸術家ですね。専攻の「どの花もみなそれぞれに美しい」という言葉が心に刺さりました。

私の習っているのは小原流ですが、いつか池坊も習ってみたいなと思いました。

 

というわけで、今回も良い映画に出逢えました。