夜風が涼しくなってきましたが、風呂上がりなどは必要以上にのぼせ気味なので薬膳レシピでトマトとセロリのクラムチャウダーを作ってみました。(プチ更年期かもしれませんね)
実は年始に、薬膳インストラクターの資格を取得したので復習も兼ねて、少しずつ薬膳メニューを作っていこうと思っているところなのです。
薬膳と言ってもなにも八角や紅花など馴染みのない材料を使うばかりではなく、もっと身近な野菜や調理方法なども含まれているので簡単にとり入れやすいのです。
そして徐々に慣れていくと、そういう材料にも興味が湧いてくるかもしれません。
東洋医学には、「人それぞれの体質や状態に合わせた食材選びや調理の工夫によって、病気を予防したり治していこうという」という考えかたがあります。
このクラムチャウダーは、余分な水分によって体内に熱がこもりやすいタイプの方に効果的です。
その他の適している症状
- 熱っぽさ
- むくみ
- 喉の渇き
- 痰が多い
食材の薬膳ポイント
- トマト・・・体を冷やす作用・抗酸化作用のβカロチン・リコピン豊富
- セロリ・・・体の熱を冷ます・利尿効果・健胃作用・鎮静作用
- アサリ・・・体を冷やし余分な湿を取り除く作用
- ジャガイモ・・・補気(疲れて不足している元気を補う)・デンプンによりビタミンCが壊れにくい
- 玉ねぎ・・・理気(イライラするなどの気の停滞を改善させる)・代謝アップにより血糖値を下げる・血液サラサラ効果
体内に余分な水分が停滞すると、熱(湿熱)が生まれます。疲労やストレスによっても気が不足したり停滞したりして熱が生まれます。
よって、この湿熱を取り除いてあげる食材を利用することが最適なのです。
材料
具材
- トマト 半分
- セロリ 茎部分(半分)
- アサリ水煮缶 1個
- ジャガイモ 1個
- 玉ねぎ 半分
ホワイトソース
- バター 10g
- 水 100cc
- 牛乳 400cc
- コンソメキューブ 2個
- ローリエ 1枚
- 塩・胡椒 適量
- パセリ 適量
- 生クリーム 100cc
作り方
- 野菜をアサリサイズに切る
- ジャガイモはレンジでチンする
- 弱火で玉ねぎ・ローリエをバターで炒める
- 水とコンソメ・他の野菜を加えて煮る
- ローリエを取り出し、牛乳と生クリームを加えて沸騰させないように弱火で煮る
- アサリを加えてさっと煮る(アサリは火を加えすぎると固くなるので注意)
- 味見をして塩・胡椒を適量加える
- あればパセリをパラっと散らす
牛乳と生クリームの代わりに豆乳を入れても良いようです。
私は生クリームが無かったので入れてないですが、コクは出ておりました。
最低限セロリ・アサリ(ジャガイモ・玉ねぎ)の材料が揃っていれば、そんなに神経質になることもないかなと思います、なんて。
まずは材料の効能を意識して取り入れてみるというのがオススメです。
Thank you so much!!