こんにちは!
アメリカに3年ほど滞在していたハイマメです☺︎
アメリカ滞在中に通っていた図書館のESLという英語のレッスンがありました。
そこのスーパーバイザー(長)から必ずと言っていいほど勧められたり好奇心もあったりで、BOOKディスカッションに数回参加してみました。(みんな勧められる)
最初は私の英語力で参加して大丈夫なの?(頼むね)と不安でしたが、まあ勧めてくれるんだから大丈夫なんだよねという安易な気もちで。
でも結果、参加してみたら失敗も多々ありましたが新しい世界を発見できたし、自分のためになったと思います。
経験は力なりですね。
参加したBOOKディスカッションの課題本


1回目 The Buddha in the Attic(屋根裏の仏さま)
2回目 THE HEN DREAMED WHEN SHE FLY(庭を出ためんどり)
3回目 Bread and Roses, Too(パンとバラ、ローザとジェイクの物語)
4回目 THE ALCHEMIST(アルケミスト)
5回目 THE GREAT GATSBY (グレイトギャッツビー)
意外と参加していた割には英語力は・・・ですが。
でも参加することに意義があるっていうし。(ちょっと違う)
BOOKディスカッションの内容
BOOKディスカッションまでの取組み
- 貸し出された課題本を読む
- お題の質問を訳し、それに対しての意見をまとめる
まずBOOKディスカッションの2ヶ月ほど前に申込みをすると、課題本が貸し出されます。
それを期日までに読了するのが決まりです。
期日が近づいてくると、BOOKディスカッションでのお題のプリントが手渡されます。
それには「このシーンでの主人公の気持ちは?」「1番印象的だったことは?」「どの登場人物が好き?」などのお題が6つくらいあるので、それについて自分の意見をまとめてから参加します。
当たり前ですが質問も答えも全部英語なので、まず質問を訳すところから開始。
ちょっとした問題集です。
でもBOOKディスカッションではそれに沿った意見を述べないといけないので、意見を考え英語でまとめます。
そうしてようやく参加できるという・・・。
BOOKディスカッション当日の流れ
- 一人ずつ自己紹介
- 司会者の進行に従って、それぞれのお題について意見交換(挙手だったり、指名されたり、目が合うと希望しているのかと勘ちがいされ?指名されやすい)
- 誰かの意見に対しての発言を自由に行う(このタイミングが難しく日本人はやや引き気味)
- 最後に一人ずつ本の感想を述べる
1回目 The Buddha in the Attic(屋根裏の仏さま)
初めて参加したThe Buddha in the Attic(屋根裏の仏さま)これは私にとってある意味危険な課題本でした。
著者が日本人ということで、意味のわからない単語は、この日参加している唯一の日本人である私に質問が集中!
私としては意味はわかっていても、英語での適切な説明は難しかった〜(T . T)
しかも物語の意味もあやふや。
想像と努力でがんばりました。
でも悔しかったので、後ほど見つけた工藤夕貴主演の作品を観てストーリーの理解ができました。
2回目 THE HEN DREAMED WHEN SHE FLY(庭を出ためんどり)
2回目のTHE HEN DREAMED WHEN SHE FLY(庭を出ためんどり)という本の著者は韓国の方。
母の愛情や子離れが少し切ない内容の本で、アメリカで話題になった本だそうです。
これは子育て中の女性が集まる中、BOOKディスカッションが白熱していました。
私は子供はいないので母の気持ちを想像したりなんかして、またしても想像力を最大限に生かして発表。
この日は私のほかに英語が得意な日本人も1人参加していましたが、上品マダムなせいか発言は控えめでした。
3回目 Bread and Roses, Too(パンとバラ、ローザとジェイクの物語)
3回目のBread and Roses, Too(パンとバラ、ローザとジェイクの物語)は、確かに読んだはずなのに内容の記憶がほとんどないのです(^^;;
内容も労働者のストライキのシリアスな話で、少し難しかったような・・・そんなわけでディスカッションの記憶があまりないです。
ただ勉強してた写真が残っていたので間ちがいないかと。
この日は若い日本人の子が一緒に参加していましたが、指名されて短く答えるという感じでした。
4回目 THE ALCHEMIST(アルケミスト)
4回目のTHE ALCHEMIST(アルケミスト)はバッチリ理解できたので、張り切って参加。
なぜかというと、日本語版の本を手に入れて読んでいたからです。ヘヘ
方法はよくないかもしれないけど、これは日本語版で読んでおいて良かったと思える本でした。
星の王子さまに似ている印象の温かい本で好きです。
ちなみに、あとがきにもそんなようなことが書いてありました。
ただ内容には自信満々だったのですが、何せ事件は現場で起きている!の現場でのディスカッションのスピードについていけず・・・。
単語を調べたり意味を理解して意見を頭の中でまとめた頃には、話題は次のお題へ移っているという状態で良いパフォーマンスができずでした。
残念。
そんなわけで、シャイじゃないのにシャイな日本人になってしまいました。
5回目 THE GREAT GATSBY (グレイトギャッツビー)
最後のTHE GREAT GATSBY (グレイトギャッツビー)はディカプリオの映画が出ていますね。
その前の映画が図書館にあったので借りて観てみました。
これはテューターさんから「先に映画を見てから読むといいよ」と勧められたのです。
でも内容はなんだかいまいちピンとこない感じ。
きちんと理解できていないのかもしれないのでNetflixでもう一度観ようと思いますが、そんなわけでディスカッションでのテンションはやや低めでした。
この日の日本人は私一人、テンション低めなので最初と最後と指名された時のみの発言となりました。
本への感動とディスカッションへの意気込みは比例するものなんですね。
つわものの友人は本を読み終わっておらずお題も全くやっていなかったけど、指名されたら気合いと笑顔で乗り切ったこともあると言っていました。
そういう度胸も大切だと思います。
感想
私も含めてですが、日本人はBOOKディスカッションではシャイになってしまいました。
英語だからというだけではなく、あまり積極的に意見をバンバン言うというのに慣れていないのかもしれない。
でも仲が良い間柄だとまたちがうので、その部分が早くクリアできればきっとシャイとは言われなくなるかもしれません。
ディスカッションでは違う国の人が自分の意見に賛同してくれたり、終わった後に話しかけてくれたり、「次回も出ようよ」と誘ってくれたりしてプチ交流もあり刺激を受けました。
こんな感じで大変なこともあったけどとても勉強になるし楽しかったので、BOOKディスカッションに参加してみようか悩んでいる方は、一度参加してみるのも良いと思います。
Thank you so much!!