こんにちは。
今月は読書月間かのごとく読書にハマっているハイマメです。
もうちょっとした隙間時間や寝る前、パートの休憩時間にもつづきが読みたくてたまらなくなるほどハマったのが『夢をかなえるゾウ』です。
自己啓発系なのに、何回も吹き出しました。
読み終わったあとも、ガネーシャ(ゾウ)の関西弁が頭から離れません。
ふざけてばっかりなのも好きなキャラ。
「〜しなくてはいけない」という堅さの全くない自己啓発なのも新鮮。
読んだあと穏やかなキモチで希望の光が見えてくるような、そんな不思議な作品だったので、まだ読んだことがない方にはぜひオススメしたいです。
夢をかなえるゾウ
作品紹介
発行 2007年飛鳥新社
著者 水野敬也
ページ 352
10年以上前の作品だったんですね。
以前、本屋さんで見たことはありましたが、どうしても「夢をかなえる」と「ゾウ」を勝手にファンタジー的にイメージしてしまって、手に取ることはありませんでした。
思い込みって損をしますね。今さらだけど、気をつけよう。
今回なぜ読もうと思ったのかというと、Amazonプライムリーディングで度々オススメされていて、なんとなく「どらどら、ちょっとだけ読んでみるかな?」とサンプルを読んだのがはじまりです。
そしてサンプルを読んだ途端「ナニコレっ?!おもしろっ!」ということで、いそいそとダウンロードしました。
サンプルって大事ですね。
これからは、サンプルに目を通すようにしようと思いました。
展開がおもしろいのでとても読みやすいです。
あらすじ
僕(主人公)は「自分を変えたい!」と熱い気持ちで新しいことに挑戦するが、いつも3日坊主に終わってしまい、いつしか「自分を変えたい・・・けどきっと変わらないだろう」という諦めにも似た思いを抱えるようになっていた。
そんな僕の前に、突如現れたガネーシャというゾウ。
なんと神様なのだという。(自称)
「関西のおじさん」的な口調で、おまけに話す内容もとても真実とは思えないようなことばかりでうさんくさい。
そしてそんなガネーシャから、「これから出すいくつかの課題をやり通す覚悟があるなら、自分を変える秘訣を教える」と言われ、半信半疑ながらも神様とのこの奇妙な契約を交わすのだった。
感想
僕とガネーシャの初めての出会いの場面からして、もうふざけ感満載で大好きです。
個人的にガネーシャの関西弁は、夫のオトンをイメージしてしまいさらに笑いを誘うので所構わず「ブー」っと吹き出してしまいました。
それはさて置き自己啓発についてですが、ガネーシャのふざけた会話の中にはとても深い言葉が散りばめられています。
例えもとてもわかりやすいのでスーッと頭に入ってくるし、引用されるマイケルジョーダンや松下幸之助(幸ちゃんだって)など、そうそうたる著名人のエピソードも興味深いです。
それでいて「なるほどね〜!」と感心していたら、ガネーシャから「冗談やけど」と言われ「冗談かいなー?なんなんソレ」とツッコミを入れながら読むという、なんとも新鮮な読書になりました♪
ガネーシャも言っているように、ガネーシャが教えてくれることはどこかで聞いたことがあることばかりだし、薄々自分でもわかっていることもあります。
でも大事なのは「やるかやらないか」であったり、さらにはやってもやっても全然成功しないことばかりだったとしても「自分を諦めない」ことだと。
そして最後のガネーシャの言葉がお気に入りです。
「成功だけが人生やないし、理想の自分あきらめるのも人生やない。ぎょうさん笑うて、バカみたいに泣いて、死ぬほど幸福な日も、笑えるくらい不幸な日も、世界を閉じたくなるようなつらい日も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、自分らが味わえるために、この世界創ったんやかならな」
あー本当、良い本でした!オススメです!
ではまた〜(^^)/Thank you so much!!