こんにちはハイマメです。
8月も活字ブームで12冊の本を読みました。
確かにソファになんかかって読んでいて「また読んでんの?」と夫に言われる回数が多かったかも。
ある意味、刺激的な夏でした(´ω`)
そんな12冊とベスト3を紹介します。
パート主婦が8月に読んだ本12冊
- 1%の努力 ひろゆき
- 首里の馬 高山羽根子
- ときどき旅に出るカフェ 近藤史恵
- タルト・タタンの夢 近藤史恵
- ヴァン・ショーをあなたに 近藤史恵
- マカロンはマカロン 近藤史恵
- スーツケースの半分は 近藤史恵
- シャルロットの憂鬱 近藤史恵
- うさぎのきもちvol.1
- 前進する日もしない日も 益田ミリ
- このままだと、日本に未来はないよね。ひろゆき
- さいごの毛布 近藤史恵
『1%の努力』はとても読みやすく心が軽くなる内容でした。
『このままだと、日本の未来はないよね。』はちょっとタイトルが衝撃的ですが、うすうす誰もが感じているような内容。
でも読んだあと「もう少し気楽に生きればいっか」と思えました。
『首里の馬』は芥川賞受賞作なので気になっていました。
淡々とした描写と主人公のまっすぐな生き方に好感がもてる素敵な作品。
近藤史恵さんの4作品『ときどき旅に出るカフェ』『タルト・タタンの夢』『ヴァン・ショーをあなたに』『マカロンはマカロン』は、食べ物とミステリーが混ざった物語。
今まで敬遠していたフランス料理に興味がわいて、物語の舞台となったビストロ・パ・マルのようなフランス家庭料理のお店をさがしたくなりました。
フランス語で「悪くない」という意味のパ・マル。
ユニークなネーミングですが、フランス人は気に入ったものでも「悪くない」という表現をすることも多いとか。
物語の中で知ったエピソードだけど、そういう小ネタを拾いつつ読めるのも読書の醍醐味。
『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』では、旅に関する刺激を受けました。
旅と生活は密接につながっていて、旅が生活や性格に良い変化を与えていくところが素敵です。
『シャルロットの憂鬱』『さいごの毛布』は、犬と人間の絆が織りなすミステリー。
動物好きやペットがいる人には心が温まるような作品で、動物の気持ちが想像できてうるうるしました。
益田ミリさんの作品は本当にもう大好きで、『前進する日もしない日も』では、いろんなエピソードに「わかる〜」とうなずけました。
マンガも良いけどエッセイも好き。
女性なら共感する人は多いのではないかしら。
ベスト3
- 首里の馬 高山羽根子
- 1%の努力 ひろゆき
- 近藤史恵の作品
芥川賞受賞作の『首里の馬』を読んだあと、しばらく逡巡しました。
こういう作品が選ばれるのは、わたしが言うのもなんですが日本の文学界も大したものだと嬉しくなります。
「沖縄」や「戦争」というキーワード以外にも作品の随所で、人間にとって大切なことを教えてくれたような気がします。
そして国を超えた人間同士のつながりみたいなものも。
物語の入り口は少し長めですが、読んでいくとその必要性を感じます。
そして全編通して、主人公・ひなこに親しみを覚えました。
派手さはないけど、出会えて良かったと実感した深みのある作品でした。
『1%の努力』は歯切れの良い語り調でサクサク読める作品。
影響されて8月は毎週1つ”新しいことをする”ミッションを楽しむ - HAIMAME TALKというアイデアをもらいました。
そして『近藤史恵さんの作品』はフランス家庭料理のビストロ、旅、犬など、どれもとても興味のあるカテゴリだったのでかなり影響を受けました。
どの作品もなぜか読み終わってもなお「続きをずっと読んでいたい」という気持ちにさせられるので不思議です。
つぶやき
8月の読書でも新しい世界を知ることができました。
どれも気ままに選んだ作品ですが、きっとそれも縁があってのこと。
全てがつながって自分の一部になっていくのを感じます。
小説が好きですが、エッセイや詩・自己啓発などもすきです。
今は本屋だけでなくメルカリ・ブックオフ・図書館などを駆使すると手に入りやすく、たくさん読めるのでありがたいですね。
相変わらず活字ブームは続いているので、暇さえあればいまだに読んでいるこの頃です。
ではまた。