HAIMAME TALK

楽しいことをしよう

人が怒るのを見て冷静になる・・・本『今日も怒ってしまいまたした。』

 

こんにちはハイマメです。

 

  

人が怒っているのを見ると、なぜか自分は冷静になれるような気がします。

客観的に見られるからでしょうか。

 

日々の生活の中でイライラしたり、「もうっ!」と憤ることがあります。

そしてなぜかそのことがずっと心に残っていて、時々思い出して蒸し返したり・・・。

 

この本を読んではじめは「あるある〜」と共感しましたが、読みすすめているうちに冷静になっていくのを感じました。

怒りっぽい人は少し冷静になれるかもしれません。

 

 

今日も怒ってしまいました。オンナの人生、笑ってスッキリ

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著・益田ミリ

 

『今日も怒ってしまいました。』はイラストレーター・益田ミリさんのエッセイで、ミリさんが日常で怒りを感じたエピソードがつづられています。

 

たとえば”部屋さがしで怒リング!”というお題は、

ミリさんが不動産屋を回って部屋探しをしたときのエピソード。

 

職業を「フリーのイラストレーター」と言った時点で、部屋を見せてもらえないことがあったり。

「保証人」が定年した父親だと言うと、契約時に嫌がられたり。

 

不動産屋の言い分もわかりますが、ミリさんの気持ちもわかる。

フリーのイラストレーターと言っても、ポリシーを持ってきちんと仕事をしているわけだし。

今は定年して無職の父親も、定年まで立派に長い間勤めてきたということでもあるのです。

 

そして最終的にはこちら側の状況によって、「あなたの条件ではこれくらいです」とパッとしない物件を見せられてしまう。

 

普通、条件を出すのはこちら側ではないか。なんか間違ってない?

 

とミリさんは怒っています。

他人事とはいえ、わたしもなんだかミリさん側に立って一緒に怒ってしまいます。

不動産屋で働いたこともないし。

 

最後は冷静になっていく・・・

 

ミリさんは「この本を読んで笑ってスッキリしてください」と言っていましたが、はっきり言って最初は笑えませんでした。

それどころか「なにそれヒドイ!」と一緒になってプリプリ。

 

でもずっと怒りネタが続くので、そのうち怒り案件に慣れてきたのか「そんなに怒らなくても・・・」と怒り熱が下がり、しまいには自分の怒りすら「まーいっか」と思えてきました。

そして最後のオチに納得して冷静になります。

 

もしかしてミリさんの本当の狙いはソレだったのかも?

すごいぞミリさん!

とますますファンになってしまいました。

 

日常での小さな怒りって、冷静になるとあまり大したことじゃなかったりもすることを身をもって教えてくれたのかも。

もちろん変革すべき正義の怒り、という場合もありますが。

 

でも小説家って大変ですね。

心の中で思っていることをさらけ出すことで、日常生活での弊害も出るみたい。

ミリさんもちょっと困っていました。

 

益田ミリさんの作品はエッセイだけでなくマンガもあって、ほのぼのとしたイラストも素敵なのです。

クスッと笑えたり、ジーンときたり。

毎回、心の琴線にふれる作品に出会えます。

 

この本はミリさんが初期のころの作品らしく、イラストの雰囲気が少しちがいました。

イラストは今の方が好きですが、ほっこりは変わらず健在でしたよ。 

ではまた。