こんにちはハイマメです。
京都さんぽで、人気の東福寺の紅葉を見てきました。
東福寺では紅葉とともに、東西南北4つの顔をもつという名庭園「八相の庭」も楽しむことができましたよ。
東福寺の紅葉
東福寺には人気の紅葉スポット「通天橋」があり、予想通りの混雑でした。
「立ち止らずゆっくりお進みくださーい」という呼びかけにしたがって、ゆっくりゆっくり写真を撮りながら進むというスタイル。
この時期、「通天橋」の拝観料は1,000円とのことでした。
通天橋はスルーしてお目当ての名庭園「八相の庭」へ。(東福寺本坊庭園)
東福寺の庭園は「枯山水庭園」といい、禅寺に造られた”水を一切使わない”名庭園。
白砂などで水の流れを表現してあります。
ちなみに日本の庭園には三種類があり、「枯山水庭園」のほかに「池泉庭園」「露地庭園」があります。
「八相の庭」の拝観料は500円でした。
ちなみに、こちらからも通天橋の混雑ぶりがうかがえましたよ。
東西南北4つの顔をもつ名庭園「八相の庭」
東福寺には東西南北4つの庭があり、それぞれ趣のちがう顔があります。(別名「八相の庭」)
八相の庭とは、四庭に配された「蓬莱」「方丈」「瀛洲」「壺粱」「八海」
「五山」「井田市松」「北斗七星」の八つを「八相成道(釈迦の生涯の八つの重要な出来事)」にちなんで命名されたものである。
南庭
南庭には十八尺の長石を基本に「蓬莱」「方丈」「瀛洲」「壺粱」の四仙島があり、渦巻く砂紋は「八海」を表しています。
写真後方には「五山」になぞらえた築山があり、苔地と砂紋とを区切る斜線の表現が効果的。
壮大な景色が浮かびますね。
西庭
西庭は、さつきの刈り込みと砂地とをかずら石で方形に区切り、大きく市松模様に図案化されています。
井の字に等分されているのは古代中国の田制・井田(せいでん)にちなんでいて、井田市松と呼ばれています。
北庭
北庭のウマスギゴケの緑との対比が鮮やかな市松模様の敷石。
盛り上がった苔が見もの。
後ろの紅葉とのコントラストも素敵です。
東庭
東庭には円柱の石で北斗七星が構成されています。
後ろの生垣は天の川を表すよう配置され、足元に夜空が広がっているかのよう。
でも1番ほっこりしたのは名もなき庭
一見なんの変哲もなさそうな、こちらの名もなき庭。(北庭と東庭の間にある)
わたしはこの庭が1番ほっこりしました。
縁側部分に座れるのでしばし庭を眺めて休憩。
いつまでも見ていたいような素朴な庭です。
実は左手奥の外側はかなり深さがあるようで開放感があり、まるで森の中にいるような感覚なのです。
ここで執筆活動をしたら、さぞかし良い記事が書けそう。なんて。
ちょっと無粋なことを考えてしまいました。
アクセス
つぶやき
大勢の人で賑わっていましたが、コロナのせいか割と静かでした。
みんな気をつけながら観光を楽しんでいるのでしょうね。
割合としては20〜50歳代が多い印象で、外国人の姿も見られました。
食事処は混雑していないお店を選び、回転寿司『すし丸』へ。
秋田旅行で暴飲暴食をしてしまったので、量を調整できるのが狙いです。
思いがけずおいしいお寿司屋さんでした。
おしゃれなカフェでお茶したい気もしましたが、どこも混んでいたので今回は見送りに。
ではでは。