こんにちは、ハイマメです☺︎
コロナが落ち着いたらぜひオススメしたい映画『パラサイト半地下の家族』は、カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞したのも大いに納得の作品でした。
久しぶりに「もう一度観たい」と思った興味深い映画です。
映画『パラサイト半地下の家族』
事業に失敗し続け現在は無職の父キム・ギテク、同じく無職で気が強い母チュンスク、何度も大学受験に失敗している息子ギウ、実力はありながらも美大に入れなかった娘ギジョンの4人家族は、半地下にある家で内職で細々と暮らしていた。
ある日、ギウの友人のエリート大学生から留学の間、家庭教師の代わりを頼まれる。
頼まれた家は、IT社長パク・ドンイクの豪邸だった。
面接で気に入られたギウは、ある計画を思いつく・・・。
高台の豪邸に暮らすパク一家と半地下に暮らすキム一家。
相反する境遇の家族が関わり合った時、驚愕の出来事が起こる。
『パラサイト半地下の家族』は、映画好きな友達二人から「とにかく展開が早いのであっという間で飽きることがない」とオススメされました。
実際観たら本当に展開が早く、早いけれどストーリーや描写は素晴らしかったです。
そして、中盤からはサプライズもあり楽しめます。
”同じ穴のむじな”というキーワードが出てきますが、まさにパラサイトと言える展開です。
この映画を観たら、韓国の格差社会や受験戦争、日常などをざっとイメージすることができます。
おかげで、いつも韓流ドラマを観て韓国に憧れがありましたが、私が韓国に生まれたら真っ当に生活できるだろうか?と考えると複雑。
成績優秀でないと淘汰されるので厳しそうです。
犯罪系ですが、展開が早くスムーズなので痛快な印象までしてしまいます。
韓国映画お得意の含蓄のあるセリフなども見所ですが、今回は高所得者が見る低所得者の特徴なども興味深いものでした。
でもそれって高所得者になってみないと分からないものじゃない?とも思うと、なんだかそれも複雑。
最後はぼんやりしていて物哀しいような希望があるような結末で、人生について大いに考えさせられました。
仕事があるという当たり前のことが、ありがたいことなんですよね本当は。
コロナ騒ぎもあり、より一層感じました。
しばらく映画館へも行けなそうなので、自宅で映画を楽しもうと思います。
Thank you so much!!