Hello, How are you?ハイマメです。
知識欲をくすぐるような本を見つけました。
タイトルはやや長めですが、
「1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365」という本です。
365という数字を見てピンとくるかと思いますが、1日1ページずつ読めば1年後には365こプラスαもの世界の教養を得られるというものです。
なんだか聞いているだけでもワクワクしてきませんか?
本の紹介
著者:デイヴィッド・S・ギダー&ノア・D・オッペンハイム
訳者:小林朋則
定価:2,380円+税
はじめに
宇宙で最も強い力は、幅広い興味である。(アインシュタイン)
The most powerful force in the universe is compound interest.
著者のはじめのことばで、「信心深い人は信仰心を高めるために、日課として聖書を毎日読んでいる。同じようにこの本を毎日読むことで知識を増やし、教養を高めてほしい」と書いています。
また、「本書は脳を活性化する知性の体操みたいなもの。日々のつらい仕事を一時忘れて、人類の英知という深遠な世界をのぞいてほしい。視野が広がり、新たな好奇心の発見につながるはずだ」とも。
内容
- 月曜日 歴史
- 火曜日 文学
- 水曜日 視覚芸術
- 木曜日 科学
- 金曜日 音楽
- 土曜日 哲学
- 日曜日 宗教
1週間の各曜日ごとにわけられた7分野で構成されています。
もう少しくわしく説明すると、
月曜日(歴史)
西洋文明の発展に貢献した人々や出来事を探る
火曜日(文学)
偉大な作家の生涯と、その代表作。。。現在も多くの読者をとりこにしている詩や小説のあらすじを見る
水曜日(視覚芸術)
世界で最も影響力の大きい絵画・彫刻・建築作品を生み出した芸術家や芸術運動を紹介する
木曜日(科学)
ブラックホールの起源から電池の仕組みまで、科学の不思議を簡単に解説する
金曜日(音楽)
偉大な作曲家たちにインスピレーションを与えたもの、楽譜の読み方、モーツァルトがこれほど人気がある理由など、音楽の遺産を概観する
土曜日(哲学)
古代ギリシアから20世紀まで、人類最高の思想家たちが、人生と宇宙の意味を解明しようとしてきた努力を取り上げる
日曜日(宗教)
世界の主な宗教とその教義を概説する
という感じです。
苦手な分野やくわしく知らない分野もあるので、興味津々です。
エピソード 「ラスコー洞窟の壁画」(第3日)
ラスコーの洞窟壁画は現在知られている最古の芸術作品のひとつで、1940年フランス中部のモンティニャックの村でたまたま洞窟に入った4人の少年によって発見された。
そしてその洞窟の壁には、15000〜17000年前に描かれた動物の絵が1500点近くもあったのだ。
先史時代の人々は、動物の絵を非常に正確に描くことで呪術的な力が宿ると考えていたらしい。
また壁画は遠近法を意識して描かれていたようで、壁の上部に描くときは下から見上げる人の目に絵がゆがんで見えないように工夫して描かれている。
。。。などで、他にもう少しくわしく壁画の描き方の種類や特徴・当時の歴史的背景などにふれられています。
程よいボリュームでわかりやすくまとまっているので、とてもスムーズに読めますよ。
おもしろいワケ
- 色褪せない学びは人生の財産になる
- もっと知りたいこと、見たいもの、行きたい場所が増える
- 1ページずつ読み進めるので毎日が楽しくなる
- 「知らなかった」と恥ずかしい思いをもうしない
帯に「すべての知的好奇心の探求者へ」と題して書かれていました。
第9日までを読んだ感想は。。。7分野にも及ぶ教養ということで、偏りがなくなるのも素敵なポイントだと思います。
いつもなら興味がなかったり知らなかった分野の門が開くような気がして、これから読みすすめるのが楽しみです。
それにきちんとした調査・執筆の後、それぞれの分野の専門の学者・研究者によって点検された書籍だということで信頼が持てるので安心して読書に没頭できます。
あとがき
いつもだったら躊躇してしまうような値段でしたが、今月は夫からボーナスのおすそ分けをもらったので何かためになるものに使おうと思い購入しました。
いわば自己投資です☺︎
朝起きたときや寝る前に読んでみてくださいということだったので、寝る前に読もうと思っています。
そんなわけで、おもしろい試みの本のご紹介でした。
こちらの本も興味深くておすすめです♪
成功したい人に絶対おすすめ!目標を立てるのはまちがっていた?!本「仕事は楽しいかね?」 - HAIMAME TALK
Thank you so much!!